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アイコン Diary

アイコン2006.7.22
今日は、友人の小説家:R蔵君が
めでたく2作目の恋愛小説?
『ジャックのフルーツラベル』
が出版になり、その発売記念イベントパーティーを
するとやらで、ちょっくらKAORIも
遊びに行って来ました。

R蔵君と、ここでは書いてますが、
常々KAORIは彼の事を「Rちゃん」と気楽に呼んでます。
じゃあ、年が近いのか??
と言うと、そうでもなく・・
多分、彼はKAORIの10歳年上!!

何でも彼の肩書きは
「都会派恋愛小説家」だそうです・・。
都会派・・・・・・・・・?

まぁ、そんな事はさておき、
そもそもRちゃまとKAORIの出逢いは、
約1年半ほど前に遡ります。

net channel KYOで1年半ほど前に存在した番組、
イエキャブ・ウエストの女の子番組『まちじゅん』
(現在も過去のライブラリーにてご覧頂けます!!)
にて、ゲスト出演の為に、イエキャブ・ウエストのK社長に連れられて
当局スタジオに来はったのが初対面でした。

その時、彼が持って来てくれた彼の処女作品?
『火曜日に落ちる雨たちへ』
の帯の部分に、確か・・

いい女と、忘れられない女と、好きだった女は
必ずしも一致しない。
また、もう一度会いたい女と、
もう一度抱きたい女は違うものである。


ってな言葉が綴られており、
「確かにそうだよね、いい男と忘れられない男と好きだった男は違うモン」
何て、盛り上がり、まだ20そこそこの
イエキャブ・ウエストの女の子達に、KAORIが
「30歳超えると男と女なんて、喰うか喰われるかだよ!!」
と言い放った言葉が、Rちゃまの心を射止め?
収録後、「喰って下さい」と告白されたのが、
衝撃的な出逢いの始まりでした・・。

その後、夏にスタジオでバーベキューをした時には、
ビール片手に、ご機嫌さんになったRちゃまは、
Y本興業の若手芸人の女の子達に
ずんずん近づいて行っては、
「近いっっちかぁぁぁ〜いっっ」
と、突っ込まれ、
20そこそこの女の子達にハイテンションで
「僕なぁ、KAORIちゃんの事好きやねん♪」
と、言っては、
「え?KAORIちゃんてKAORIさんの事?10年はやぁ〜いっっ!!」
と、適当にあしらわれ・・・。。
それでも、超超ご機嫌さんでスタジオを後にするような、
そりゃあ、見事なまでにポジティブな恋愛小説家なんです^ ^ ;

その上・・
イエキャブ・ウエストの社長兼大放送作家のKさんに
自分の書いた小説を見せて、
助言を求めたところ・・
「リズムが足りないんだよ、文章にっっ!!」
との言葉をいただき、
なるほどっっ!! リズムかっっっ!!
と、理解したRちゃまは何とCD作ってライブまでやっちまった!!

そのリズムじゃない。っちゅうねん!!

と、その後K社長から嘆きを聞かされたのはKAORIです・・^ ^ ;
何て単純♪ 何てポジティブ♪
凄いよっ、さすが、都会派恋愛小説家?!

更に更に、今年に入り、
今から半年前・・
フッッっっとRちゃまよりメールが届いたところ、
よほど低迷していて?癒しが欲しかったのか??
「どう?そろそろ僕とデートしてみない?」
何て、脳天気な言葉が踊っており、どーーしてくれようか?
と、悩んだ末に出したKAORIの返事は、

ならば、KAORIとRちゃまの2時間くらいで完結する
恋愛小説を書いて、KAORIに提出しましょう♪
その小説を見て、良ければ採用。
つまり、恋愛小説兼企画書とも言う。。。
どう??
人生、乗るか反るかだよ?


と・・・
すると、「もちろん、乗るよ♪書きましょう♪」との返事。
ほお・・書きますか?
それはそれで、面白いな♪
なんて、楽しみに待つ事半年・・・

おーーいっっ!!
やっぱり、口だけかいっっ!!

と思っていた矢先に届いた報せが、
今回の2作目出版記念イベントだったのです。

本当は、パーティーもほっっといたろう!!
何て思ってたんですが、Rちゃまからメールが届き、
「KAORIさんには、来て欲しいのになぁぁ〜」
何て、甘えた事を言いやがり?ウチの社長からも
「行ってあげなよ。」何て言われ・・
(実はウチの社長、何故かあのRちゃまのポジティブさが大のお気に入り)
じゃあ、行ってやるよ!!Rちゃんっっ♪

と、今回KAORI1人で出席させて頂いた次第です・・。

Rちゃんが、「100人は来るよ。」なんて
でかい事を言ってやがったので、
「なるほど、30〜40人ってとこだなっっ!!」
と、話半分以下に聞いていたKAORIですが、
行ってみてびっっくり!!
本当に100名近くの方が出席し、実に盛大なパーティーとなってました。

ナカナカやるじゃん(@`▽´@)ノ

しかも、Rちゃまの人柄が十分に出たパーティーで
実に和やかに時間が過ぎて行きました。

そして、パーティーも佳境を迎えた頃、
頼まれていたスピーチの案内が・・。

本来、誉める席なんでしょうけど・・。
Rちゃまを誉めるなんて、KAORIには無理です。
で、Rちゃまに
「何しゃべっても良いの?」
と一応訪ねると
「いや・・困るけど、いいやっKAORI姫なら・・」
と・・
「言われて困る事あったら今言っといてね」
「いや・・もう・・いいやっ!!何言っても良いよ、KAORI姫だから許す」
と・・
ナカナカ太っ腹だね、Rちゃま(◎・艸・)ププ

主役のお許しをいただいたKAORIは、
しかし・・時間的に10分と言ってた時間が、
先の色々な催し物が押しまくった故、5分に短縮されたので、
かなり早口で、今、上に書いてきたような
Rちゃまのポジティブさを存分に披露した次第です♪

でも・・そのスピーチの席でも言ったのですが、
Rちゃまが本当にKAORIとRちゃまの短編恋愛小説を
書き上げ、しかもそれが良かったら、
net channel KYOにてドラマ化し、
DVDにしてみても、これまた新しいRちゃまワールドが
出来るのではないか?と、考えています。


無事に、パーティーを終了した後、
Rちゃまが汗をたらたら流しながら、
「良かったよぉぉ〜KAORI姫っっ♪」
と、一応ニコニコ喜んでくれました。
全部、暴露したのに・・^ ^ ;
本当にポジティブ恋愛小説家ねっっっヽ( ´ ▽ ` )ノ
その辺の、気質の良さと、女にすこぶる優しいRちゃまだから、
きっと、そんなに格好良い訳じゃない割に・・?
女性陣に人気があったりするのでしょうね♪

別れ間際、Rちゃまったら、
KAORIの耳元で一言

「絶対、絶対、喰うからなっっ!!」


・・・待ってるわっ!!・・企画書・・(@ノ∀`)σ

アイコン2006.7.21
KAORIがちょっと、最近元気が無い・・。
と、ご心配のメールをいただいちゃったりして・・
本当に、申し訳ないです・・。

でもでも、大丈夫っっ(* ̄^ ̄)//
全然、ぜーーんぜんっっ元気です。
めっちゃ、前ぇぇ向いて、突き進んでますから、
安心して下さい(*^_^*)


その証拠に・・・


実は、久々夜遊びしてました♪
今回のお相手は、超ダンディーで格好良い俳優H氏。
(このイニシャルトークですが・・最近Hさんが多いのは気のせい?)
はっきり言って、全部違うHさんです・・^ ^ ;

で、ダンディーHさんとは初デート♪
何年か前から知ってはいたのですが、
あんまり接点もなく、最近まで来ておりました。

そんな中、ウチの関係者N氏が最近H氏にお世話になるようになり、
そのお礼と、H氏の誕生日がこの間だった事を理由に、
輝かしい?初デートとなった訳です・・。
このデートに際してのH氏への心構えは、
「KAORIをめーーいっぱい口説いて下さいな♪」
と言う事・・。

だって、嘘でもやぁぁっっぱ、一緒にご飯食べてて、
口説かれない。っちゅのも、
何だか、寂しんぼーーーじゃないですか!!
だから、デートの心構えは
「めーーーーーいっぱい口説く!!」

で、2人共通の友人の焼酎ばぁにて待ち合わせ。
彼は、そこの常連さんゆえ、
「口説きにくい・・・」
と、少々戸惑っておりましたが、
それでも、やっぱり気心しれた、居心地の良い焼酎ばぁだし、
お酒の呑めないKAORIにとっては、
マスター:Sinさんの作るお料理は幸せを運んでくれる
アイテムゆえに、とっても和やかで、
楽しい時間を過ごす事ができました♪

その間も、ちびっとずつ・・
約束通り口説いてくれて、
とってもとっても心地よい気分に浸ったKAORIですル♪

で、ご機嫌さんに意気投合した2人は、場所を変えて、
H氏の行きつけの?ダーツバーへと移動!!
後で、お店の区切りがついたら、
Sinさんも来てくれるとか・・・。
「じゃあ、後でねぇぇ〜♪」
と、焼酎ばぁを後にしたのが、11時ぐらいでした・・。

ダーツバーに移動し、
KAORI初ダーツに挑戦っっ!!

H氏は、何と、マイダーツを持っている!!!!
これは、手強い・・!!
・・って、勝てる訳無いのに、勝手に闘志満々!!

カウンターでお酒と、ジュースと、葉巻の煙・・
ナカナカ雰囲気良いんじゃないっ?
さあっ、口説いてっ、口説いてっっっヽ( ´ ▽ ` )ノ

お酒も入ったH氏は、
約束通り・・
「いい女だねぇ」
「好みだよ」
「居心地いいよね、KAORIさんって」
などなどなどなど・・・
後は、ひ・み・つ(◎・艸・)

だって、勿体ないじゃないっっ!!
あんなに、気持ちよい言葉って、
そうそう、聞けないモン!!
さすが、俳優さんねっっ(@`▽´@)ノ
魔法の呪文を押さえてらっしゃる゜・:,。★\('ー'*)♪

やはり・・女30超えると、そうそう口説いて貰えるチャンスにも
出会えなくなるもので・・?
だからって、無理くそ口説かせてどうよっ?
と、おっしゃる貴方っ!!
それでも、いーーもんですゼ、口説かれるっちゅうのは!!
女が、メキメキ出陣して、
ホルモンがどわーーーって溢れ出ます♪

これは、最高のアンチエイジングですなっっ!!


お店は夜中1時までらしいのですが、
Sinさんを待ちつつ、口説いて貰いつつ・・
2時が来て、3時が来て・・。

どうやら、Sinさんはお客様が絶えず、こちらに来れない模様。

仕方ないので、最後にお店の皆様と一勝負をし、
時間も時間という事で、
おひらきと致しました・・。

え・・?勝負・・?
聞くなよっっ!!


で、外に出て、タクシーを拾って帰ろうかと思ってると、
H氏は、家の方まで、
気持ちが良いので、歩いて帰るとか・・。
(暫く凄い雨でしたが、何とこの夜だけは爽やかな風が吹いていたのです)
H氏、酔ってるし、こんな時間まで
約束通り口説いてくれたし、
何だか、今日はとっても心地良いし・・・。

で、KAORIも彼のお家の近くまで一緒にお散歩する事にしました。

夜中に、お手々繋ぎながら、
何て事無い話しながら、
ぶ〜らぶ〜〜ら、お散歩するなんて、
何て、何て・・・青春っっぽいのぉぉぉ〜〜!!
忘れてたわ、こんな感覚っっ。
ちょっと、感動・・・☆

ぶ〜らぶ〜〜ら・・ぶ〜らぶらっっ・・

こんなゆったりした時間
・・久しぶりかも・・?

4時ぐらいだったかなぁ・・?
彼のお家の近くの、バス亭辺りまで帰ってきて・・
そしたら、H氏が
「後、5分だけ、ここで座って話して帰ろうか?」
と、提案・・。
「そうだね」
と、2人でバス亭の壊れ掛けたベンチに座り、
徐々に薄くなるお空を眺めながら、
何て事無い世間話・・。

さすが、俳優さんね。
最後まで完璧の演出だわっっ!!

さすがに、お空も明るくなってきて、
街の鼓動が聞こえ始めてきたので、
本当の「おひらき」にする事にしました・・。

H氏曰く、
KAORIを連れて、いろんなお店や場所に遊びに行きたい。
のだそうです・・。
お酒こそ呑めないけど、葉巻なんか薫らしながら、
長い黒髪掻き上げるKAORIは、
一緒に居ると、格好良いと思って下さってるそうで。
実に、ありがたいお言葉です・・。

だってだって、H氏ったら、本当に
超格好良くって、セクシーで、優しくて、ダンディなんですもの♪
そんなH氏に、横に連れて歩きたい。
なんて、言って貰えて、
KAORIは最高に幸せ者です♪

・・例え、お約束であっても・・?


それでも、また夏が終わる前に、
一緒にダーツが出来れば良いな♪なんて、
密かに思ってるKAORIです。

ちょっと、甘酸っぱい青春時代を想い出すような
そんな、時間を提供して下さったH氏に
心より感謝致します。

じぃじぃが亡くなって、
ちょっと寂しんぼーーになっていた
KAORIですが、お陰様で、良い気分転換になりました。

その上、めっちゃアンチエイジング出来ちゃったしっ♪
これからも、KAORIのアンチエイジングの為に
溺れるほどの口説き文句を用意しておいて下さいねっ゜・:,。★\('ー'*)♪

アイコン2006.7.16
今年は、悲しい事が続きます・・。

約1週間前、
大好きな祖父が他界しました。
90歳と8ヶ月。
大往生でした・・・・。

どっぽり雨模様の七夕様を過ごした翌日の夜。
ママからの携帯に、
何となく違和感を感じながら出てみると、
「KAORI、おじいさんが亡くなったから。」
・・・・・・?
瞬間、言ってる意味が解らなくて、
「どこのおじいさん?」
と、思わず聞き返してしまったくらい・・・
突然の訃報でした。

「どこのって、ウチのおじいさん以外に
どこにKAORIのおじいさんが居るの?」
と、ママの声。
思わず、
「何でウチのおじいさんが亡くなるのさぁぁ?!」
語尾強く、若干ママを問いつめ気味に話してるKAORIが居ました。

だって、だって・・
ウチのじぃじぃは、足こそ少し悪くなってるケド、
でも、全然しっかりしてて、
病気らしい病気もなくって、
そんでもって、頭なんかKAORIよりしゃっきりしてるぐらいで!!
なのに、なんで急にじぃじぃが死んじゃうのさぁぁ〜???

「そんな事お母さんに言われたって・・
とにかく、帰ってらっしゃい。」

・・・確かに、ママに言ったところで・・・何だけど・・。
あまりに予想だにしなかった報せに、
少し動揺しながらも、とりあえず疲れてる許さんに無理を言って、
暫くスタジオを空けなくてはならない故、
『KAORI・学』と『WHAT'S NOW』を撮って、
いつ帰って来れるか分かんないから、お留守番の人に
引き継ぎお願いして・・・。
バタバタと支度をし、翌日車を飛ばして田舎へと向かいました。


実家に着くと、意外と家は普段と変わらない様子で、
「あれっ??あれは嘘だったのかな?」
なんて、思ったほど・・・。
でも、庭でKAORIを迎えてくれたのが京都の叔父であった為、
「ああ・・叔父さんが居るから、やっぱり本当なのね」
と、改めて現実を噛み締め、動揺を悟られないように、
努めて普通を装いながら、祖父の部屋を覗きました。

そこには、眠るように・・
本当に穏やかに、眠るように、祖父が横たわって居ました。

「何で??何でおじいさんが死んじゃうの?」

とのKAORIの問いに、
ママが、パパが、叔父叔母が、
約2ヶ月ぐらい前に、じぃじぃが自分の部屋で転けて、
一応検査の為に入院をし、
その後、一応念のため、色々検査をして貰ってた矢先だった事。
そして、亡くなった日は、
夜7時頃に、パパがじぃじぃの病室へ出向き、
ご飯を食べさせてあげて、
いつもは8時頃まで、一緒に居てあげるのだけど、
あの日は、春に亡くなったKAORIの叔父のお母さん
(KAORIのママ方のおばぁばぁ)が入院している為、
ママやパパや叔母たちと一緒にお見舞いに行くために、
少し早めに病院を後にした事。
そして、帰るときじぃじぃに「明日朝、また来るからな」と、
パパが声を掛け、じぃじぃも
「よろしく言っといて。ワシも眠くなったから、もう寝るわ。」
と、普通に返事を返し、別れた事。
そして、パパが病院を後にした1時間後に、
看護婦さんが見回りに来たときには、
既に心肺停止だった事。
そんな経過を、ゆっくりゆっくり聞かせてくれました。

そっかぁ・・眠るように天国へ行ったのね。
苦しんでは無いのね。
最後にパパに会えたのね。
良かったね。
じぃじぃ、パパは、少しは親孝行できたのね。

そう、じぃじぃの顔を何度も撫でながら、
じぃじぃとゆっくり、ゆっくり話をしました・・。

友引の関係で、
2晩、家のじぃじぃのお部屋で
ゆっくり寝させてあげる事が出来ました。
その2晩は、パパとKAORIの弟君がずっと一緒に寝てあげました。
男同士、最後に語り合う事がいっぱいいっぱい
有ったのだと思います・・。
そして1晩は、お通夜の夜で、
じぃじぃが天国へと真っ直ぐ、真っ直ぐ、
迷わず辿りつけれるように、
パパと、ママと、叔父と、叔母と、弟君達と、従姉妹達で、
変わりばんこに、最期の日の朝が明けるまで、
リンを叩き続けてあげました。

みんなみんな、
じぃじぃの事が大好きだった親族です。
だから、きっときっと、リンの音が、
一直線にじぃじぃを天国へと導いてくれた事と信じています。

じぃじぃが亡くなってしまって、
改めて、何でもっとじぃじぃと話をしておかなかったんだろう・・。
と、悔いています。
KAORIがこの世に産まれてから今まで、
ずっとずっと同じ屋根の下に住んでいたのに、
何で、もっともっっと、じぃじぃの人生に
触れてなかったのだろう・・。
と、じぃじぃ不孝の孫であったと・・、
本当に、しみじみ悔いています。

KAORIが、じぃじぃの人生に触れる事ができた。と、
実感した瞬間は、ほんの数年前の事でした。

それも、ウチの社長夫婦と一緒に実家へ戻った時の事です。
じぃじぃは、なぜか、ウチの社長の事が大好きで、
社長夫婦が来てる時は、じぃじぃも一緒になって、
ご飯を食べながら、いつまでもいつまでも話をしてました。
そんな中で、ふと・・じぃじぃが
「ワシも若い頃、満州に居た事があってなぁ・・」
と、口を開いたのです。
周りの人から何となく、じぃじぃとパパと京都の叔父さんが
満州から終戦後引き上げてきて、
戦後苦労をしたらしい。
なんて、話を聞いてはいたのですが、
じぃじぃの口から、満州の話を聞いたのは、
あの時が最初で最後でした。

「そうなんですかぁ・・」
なんて、ウチの社長がじぃじぃの話を聞いてくれて・・
そしたら、じぃじぃがゆっくりゆっくり、
若かりし頃のじぃじぃの話をしてくれました。

じぃじぃは、10代の頃、
海軍兵学校に合格し、海軍兵学校に居たそうです。
でも、病気をした為、学校を諦め、
1年ほど、九州の別府で、温泉療養をし、
病気が回復した後に、満鉄に入り、
その関係で家族で満州に渡っていたのだそうです。

恥ずかしながら、孫なのに、初めて聞く話ばかりでした・・。

あの日は・・
他にも、満鉄のアジア号とは・・とか、
じぃじぃが満州に渡った時は、
神戸から船で大連まで行き、その後アジア号に乗り換えて、
満州まで行った・・とか、
その頃の満州の様子なんかも、ちらほら話してくれました。
あの日が、KAORIがじぃじぃの人生に
触れる事が出来た唯一の瞬間だったように思います。

勝手に、じぃじぃは戦中戦後苦労をしたんだと思いこみ、
何となく、その頃の話を聞いてはいけないような気がして、
避けて今まで来てしまったように思います。
でも、今となっては・・・
どうして、もっともっと、じぃじぃの人生に
触れておかなかったのかと、
どうして、もっともっと話をしなかったのかと、
本当に、本当に、悔やんでいます。


じぃじぃは、90歳を過ぎて尚、
毎日、新聞を隅から隅まで読むような、
頭のバシバシ冴えた、賢い、真面目な、
そして多くを語らない寡黙な、格好良いじぃじぃでした。

戦後、満州から帰ってきて、
じぃじぃは、家を守っていく事に決めたんだと思います。
息子達を育てる為に、
ひたすら農業を営み、真面目に真面目に、
90年の人生を全うしてくれたのだと思います。

でも・・じぃじぃ・・、
じぃじぃの人生は、それで悔いは残っていませんか?
じぃじぃは、こんな孫達でも、納得してくれてましたか?
じぃじぃは、自分の人生に満足でしたか?
じぃじぃは、戦後、何を考え、何を想い過ごされたのですか?
じぃじぃには、今、何が見えていますか?
じぃじぃは・・幸せでしたか・・・?


じぃじぃとお別れの日。

体を拭いてあげて、
じぃじぃをお棺に入れてあげて、
お棺にじぃじぃの愛用品を入れてあげて、
去年の父の日に、KAORIがじぃじぃとパパにお揃いで買って
プレゼントしてた”じんべえ”さんを
上から掛けてあげて・・・。

そうこうしてるうちに、
告別式が始まりました・・。

KAORIの関係者の方々からも、
多数弔電をいただきまして、
お気遣いに本当に感謝しております。
中でも、イエローキャブの某T社長の名前が紹介された時には、
さすがに「どよっっっ」って
どよめきが起きていましたが・・・^ ^ ;

ウチの社長も、自分が体調悪いのに、
わざわざ車を飛ばして、告別式に参列して下さいました。
「じぃじぃとは、満州の話をした仲だから・・。」と・・。
社長、ありがとうございます。
じぃじぃは、きっと中国時代の話ができる社長が大好きで、
若かりし頃の話ができたあの時は、
最高に楽しかった事と確信しています。
そんな時間をもたらして下さった事に感謝しています。


今回の突然のじぃじぃの「死」は
KAORIの可愛い可愛い弟君(末っ子のE君)にも、
深い深い悲しみをもたらしました・・・。

弟E君は、ずっとずっと家にいて、
間近でじぃじぃを見続けてきた子ですから・・。
じぃじぃが足が悪くなってからは、
さっっっと横について、必ずじぃじぃの杖代わりを
してあげてた子ですから・・。

誰よりも誰よりも、
長く、長く、長く、長く・・・
いつまでも手を合わせる弟E君の姿に
涙が止まりませんでした・・・。

火葬場で、最期のお別れをして・・
ゴオォォッッッ
と火の入る音がした瞬間・・。
思わず、弟E君と顔を見合わせて・・
後から後から溢れる涙が止まらなくって・・・。


忘れかけていたけど・・。
KAORIは幼い頃、とってもとっても
おばあちゃんっ子。おじいちゃんっっ子。
・・だったように思います・・
しょっちゅう、じぃじぃと、ばぁばぁの部屋に遊びに行っては、
じぃじぃとばぁばぁのお布団の間にお布団引いて、
3人川の字で寝てるような孫でした。

冬になると、
じぃじぃとばぁばぁのお部屋で炬燵に入り、
おみかんを食べながら、
”おはじき”遊びや、”お手玉”遊びに興じる孫でした。

小学校の途中から、
離れのお部屋の1階にじぃじぃとばぁばぁのお部屋があって、
その上の2階がKAORIのお部屋になりました。
中学3年の時に1度だけ、
お正月に夜中部屋を抜け出して、
ばぁばぁに感づかれ、大騒ぎになった事があったっけ・・。
それでも、下にじぃじぃとばぁばぁの
ぬくもりを感じながら日々を過ごすあの部屋が
KAORIはとっても居心地良く、
高校時代もずっとじぃじぃ、ばぁばぁとは
1階・2階の1つ屋根のお付き合いでした♪

10年近く前に、今のお家に新築して、
それに伴い、じぃじぃとばぁばぁのお部屋も、
新築のお家の中にお引っ越しをしましたが、
今でも、あの頃KAORIと1つ屋根♪だった1階と2階のお部屋は
空き部屋となって、残っています・・。


火葬場からじぃじぃを連れて帰ってきてあげて、
お坊様がお経をあげて下さり、
その後みんなで、お食事を取り、
ご近所の皆様にもお食事を取って頂き、
後かたづけをして、一息ついた夕暮れ時・・。

徐々に親戚や、お客様が家路に着き始め・・
庭に出て、お見送りをしている時に、
庭の向こうから、
バタンッッッッッっと・・・
昔のじぃじぃとばぁばぁのお部屋だった1階の扉の音がっっ!!

「おじいさん、●●のおばさんが帰りはるよ・・」

と、思わず振り返ってる自分に気が付き、
一気に寂しさがこみ上げて来ました。


失って初めて分かる大切さ・・


とってもとっても寡黙な人で、
愚痴もこぼさず、文句も言わず、
決して声を荒げる事も無く、
常に冷静で、凛としてて、穏やかな祖父でした。

そんなじぃじぃの存在が、
こんなにも自分の中で大きかったのかと、
亡くなって初めて気付く、
バカたれな孫です・・。

・・順番なんだと、思います。
順番だから、ちゃんと送ってあげないと行けないと思うんです。
それが、後から産まれた者の努めだとも思うんです。
それでも、やっぱり、寂しいんです・・

・・・じぃじぃは、幸せでしたか?・・・
・・KAORIは、じぃじぃの孫に産まれて幸せでしたよ・・
・・家は・・すっかり寂しくなりました・・・・・


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